暑い日が続きますが、如何お過ごしでしょうか?
忘れていた訳ではありません🙇🏻♂️
暑い🥵😵せいで…
と言っても、言い訳にしかならないので!
前回は編み迄のご紹介でしたが、今度は「縁」です。
コレがまた、大変でした。籠の顔というべき縁!
写真資料があまり無いので文章でお伝えしますが、コレこそ技術!!
籠を美しく見せる為の技術!
…何事にもですね💦💦
・縁
幅1センチの竹を自分が作りたい籠の長さの余白部分約10センチほど左右に余らせた長さにカット。(2本)
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竹包丁で面取り。
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膝に当てて摩擦でゴリゴリ竹を曲げ丸め安くする。(硬い場合は火曲げで🔥丸くしていく)
上記を2本(中と外)
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左右の余白を丸くしたら重ねやすくハジを削る(中側と外側同じように削る)
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付けたい編んだ籠に上記の縁をインシュロック、又はクリップなどでガチガチに仮止めする。
☝️この段階で凧糸や籐などでグリグリに巻いていっても良いのですが、ココは一応正規に教えて頂いた方法をご紹介。
・まさ(きへんに正)
売っている竹籠の縁をよく見るとキレイに何層かに挟まっている竹があります。それが「まさ」です。作り方は、
幅4ミリから5ミリ、厚み4ミリから5ミリ(一度剥ぎぐらいの厚さ)の、縁と大体同じ長さぐらいの竹を、なんと!3から4ぐらい切れ目を入れます。(コレこそ技術の集大成)
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縁にはめ込めるように、縁と同じように重なるところをそいで合わさるように削る。
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縁の中と外の間にはめ込み、ガチガチに仮止め。
上記の過程が出来たらタコ糸や籐やマジックラタンなどを使って縛り上げます。
上記の籠は「大和結び」という結び方でタコ糸で結びました。
と、籠の基本を習い、いざ!目的の花籠の籠部分の制作です!
と、今回はここまで。
次回は籠と上と下の飾り付けについて。文章に出来たらと思います!
See you next time !
菊仙
#竹細工#花籠#江戸太神楽#曲芸#曲芸道具